iOSのサードパーティ製キーボードの扱いにはいくつか欠点があるものの、最近は急速に普及しつつあるようです。先月には、MicrosoftのGarageプロジェクトがHubキーボードとWord Flowをリリースしました。そして今、GoogleもGboardでキーボード分野に参入し、あらゆる情報をGoogleで検索できるようになりました。

Gboardを使い始めてまだ少しですが、その効果は目を見張るものがあります。Gboardは、モバイルデバイスでよくある問題、つまり情報共有の問題を解決してくれます。Twitter、メール、チャットクライアントなど、どんなアプリを使っていても、位置情報、GIF、写真、さらには株価や天気など、共有したい情報を見つけるために、使用中のアプリを離れなければならないことは珍しくありません。

Gboardには、キーボードの上の列の左端に特別なボタンがあります。このボタンをタップすると検索フィールドが開き、その上に最新の検索履歴が3件表示されます。検索語句を入力して「検索」ボタンをタップすると、キーボードが検索結果に切り替わります。

検索結果の下には、検索、画像、GIFの3つのボタンがあります。検索はデフォルトで、天気、フライト情報、株価、興行成績など、Google検索で期待されるような検索結果が表示されます。検索結果には、YouTubeなどのAlphabet傘下のサービスや、まったく新しい絵文字検索も含まれます。画像ボタンはGoogle画像検索から画像を取得し、GIFボタンは複数のサイトからGIFを返します。

GboardをTelegram、iMessage、Slack、Tweetbotで試してみましたが、どれも非常にうまく機能しました。Googleの発表では謳われていない機能の一つがオートコレクト機能です。私のテストでは、これまで試したどのサードパーティ製キーボードよりも優れた動作でした。Gboardへの私の熱意は、キーボードの切り替えを面倒にするiOS固有の制限によってのみ損なわれています。とはいえ、これは今後もインストールし続けたいサードパーティ製キーボードの一つです。

更新：Gboard は米国のみです。