Korea Timesの報道によると、AppleはiPad 3向けにSamsungとLGのLCDディスプレイの品質テストを開始したとのことです。情報筋によると、現在テスト中のLCDディスプレイはQXGAで解像度は2048 x 1536で、現行iPadディスプレイの2倍の解像度です。9.7インチディスプレイでこの解像度であれば、ディスプレイのDPIは約260となり、「Retinaディスプレイ」というマーケティング用語に該当する可能性が高いでしょう。iPhoneでは300DPI以上と規定されていますが、これはiPadは通常、目から離して使用されるため、DPI要件が低いためです。
アップルの次期iPad 3は、2048×1536ピクセルの4:3アスペクト比のディスプレイ解像度でフルハイビジョン(HD)の視聴体験を提供するQXGA(クアッドエクステンデッドグラフィックス)をサポートする改良されたディスプレイを搭載すると、交渉に近い情報筋が語った。
ディスプレイメーカー2社とAppleとの契約も、まもなく締結される見込みだ。ある情報筋はKorea Timesに対し、「Appleは伝統的に、同じデバイスには、たとえバージョンが変わっても、同じ部品を供給する同じサプライヤーを使うことを好んできた。このアプローチに根本的な変化はないと思う」と語った。とはいえ、AppleとSamsungの間で法廷闘争が続く中、両社の関係は緊張している。実際、先週にはAppleがA6プロセッサの生産をTSMCに移管する可能性があるという噂が流れたばかりだ。
LGとサムスンはこれらの示唆についてコメントを控えたものの、サムスン関係者は、現在の法廷闘争がAppleとサムスンのLCD製造部門との関係に影響を与える可能性は「極めて低い」と強調した。しかしながら、LGは、世界経済の回復が依然として緩やかな中、Appleをはじめとする携帯電話・タブレットメーカーからのLCD受注増加に「期待感」を抱いていると報じられている。また、わずか数週間前には、本稿で紹介されているような高解像度ディスプレイを搭載し、「プロ」ユーザーをターゲットとしたiPad HDが今秋発売されるという噂があったことも特筆すべきだろう。
[Korea Times、The Next Web経由]
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元MacStories寄稿者。