本日より、フランスでBanque Populaire、Ticket Restaurant、Carrefour Banque、Caisse d'Epargneが発行するクレジットカードとデビットカードでApple Payがご利用いただけるようになりました。Appleのウェブサイトには、BoonとOrangeが発行するカードも近日中にサポートされる予定と記載されています。

フランスの4大銀行のうち、現在Apple Payに対応しているのはBPCEのみです（Banque PopulaireとCaisse d'Epargneは2009年に合併し、BPCEとなりました）。他の3大銀行（BNPパリバ、クレディ・アグリコル、ソシエテ・ジェネラル）が発行するカードがApple Payに対応する時期については、まだ発表されていません。

Apple Payの国際展開はゆっくりと、しかし着実に勢いを増しており、フランスはApple Payをある程度サポートする8番目の国となりました。本日のフランスでのサービス開始は、今月初めにスイスでApple Payが開始したことに続き、カナダの大手銀行5行すべてが5月初旬にApple Payに登録したことに続くものです。Apple Payをサポートしている他の5カ国は、米国、英国、オーストラリア、中国、シンガポールです。