ウェブで何かを検索するときは、たいてい音楽やアーティストのディスコグラフィーを検索します。そのため、私は「cmd+L」でURLバーを切り替え、「en」でWikipediaのブックマークを表示し、サイトを開いて検索するという、入力ワークフローに慣れています。こうした検索に素早くアクセスするための、もっとシンプルなキーの組み合わせがあればいいのにと、何度も思っていました。今年の初めに、iPhoneとiPadで簡単にウェブサイトを検索できる小さなアプリ、iOS版Bang Onをレビューしました。「!」を切り替えプレフィックスとして使うことで、WikipediaからAmazonまで、想像できるあらゆるウェブサイトの検索コマンドを作成できました。これはかなりうまく機能しました。Macにも同様の機能が欲しかったです。

Safariユーザーは、Mario Estrada氏が開発した新しい拡張機能「Omnikey」を通じて、まさにこの機能を利用できるようになりました。インストール後、Safariのアドレスバーに「wiki [検索クエリ]」と入力するだけで、Wikipedia.orgでクエリの検索結果が自動的に表示されます。

「wiki」は、この種の検索を切り替えるための「omnikey（オムニキー）」です。同じシステムは、YouTube、Amazon、その他いくつかのウェブサイトでもそのまま使えます。URLバーの検索クエリの前に「!」を付けると、SafariはデフォルトのGoogle検索を使用します。また、Omnikeyで素早く検索したい新しいウェブサイトを簡単に追加することもできます。ツールバーにある拡張機能の編集パネルを開き、「サイトを追加」をクリックし、サイト検索を切り替えるキーを選択して、専用の検索クエリURLをパネルに貼り付けるだけです。あとは、URL内の検索クエリを「{search}」ワイルドカード（ソフトウェアのプレースホルダーのようなもの）に置き換えるだけで完了です。DuckDuckGoを搭載したMacStories検索で試してみましたが、すぐにうまくいきました。

OmnikeyはSafariの拡張機能として非常に便利です。軽量で高速、そして使いやすいです。新しい検索キーの設定も簡単で、完璧に動作します。私のように、特定のウェブサイトでリンクや情報を検索することが多い人にとって、Omnikeyはまさに頼りになる相棒です。プロジェクトのGitHubページから無料でダウンロードできます。