昨年発表された、Cultured CodeのThings GTDアプリ用のクラウド同期プラットフォームであるThings Cloudが、パブリックベータ版として公開されました。MacとiOSで利用可能なThingsは、ToDoとプロジェクトを管理する最も人気のあるアプリケーションの一つであり、その使いやすさとシンプルさが評価され、Apple Design Awardを受賞しました。しかし、Cultured Codeは、iOS版ThingsをMac版Thingsと同期させるクラウド同期ソリューションがないとして、長年ユーザーから厳しく批判されてきました。さらに、MacとiOS向けの他のGTDアプリ、つまりOmniFocusとFiretaskが、比較的短期間で実用的な信頼性の高いクラウドデータベースを実装し、有料ユーザー向けにアプリに新機能を追加したという事実も、批判に拍車をかけていました。
ユーザーの皆様からは、Things Cloud が高速かつ安定していることを実証し、素晴らしいフィードバックをいただいています。ベータ版を完全導入し、非常に大規模なデータベースを構築したユーザーもいらっしゃいます。今後数週間で、このような大規模データベースに関連するいくつかの不具合やパフォーマンスのボトルネックを解消していきます。これは、既存データのインポートを可能にするための重要な最終ステップです。インポート機能が準備でき次第、改めてアップデートを公開いたします。
ソフトウェアがベータ版を終えたらレビューで感想を述べますが、Cultured Codeは、デバイス間でタスクやデータを簡単にプッシュするために異なる技術を使用しているため、同期ソリューションにはより多くの作業(つまり実装に追加の時間)が必要になると常に主張していることに留意してください。ちなみに、私はThings Cloudをテストすることができましたが、その同期プロセスはWi-Fiでも3Gでも非常に高速でした。さらなる考察とテストは正式なレビューまで保留にしておきます。
Things Cloud を有効にするには、Cultured Code のウェブサイトにアクセスして Mac 版ベータ版をダウンロードしてください。また、Cultured Code のウェブサイトに記載されている手順に従って、Things for iOS のパブリックバージョンをダウンロードすることでもクラウド同期を有効にできます。
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フェデリコはMacStoriesの創設者兼編集長であり、アプリ、開発者、iPad、iOSの生産性向上に焦点を当ててApple関連の記事を執筆しています。2009年4月にMacStoriesを設立し、以来Apple関連の記事を執筆しています。また、アプリの世界を探求する週刊ポッドキャスト「AppStories」、メディアなどを楽しく探求する「Unwind」、そしてポータブルゲームと携帯ゲーム機革命をテーマにした番組「NPC: Next Portable Console」の共同司会者も務めています。