調査会社DistimoとNewzooが3月のデータに基づきまとめた全国ゲーマー調査によると、iOSエコシステムには約6,300万人のゲーマーがおり、彼らは（個別に）月平均2.5本のゲームをダウンロードしていることが明らかになりました。米国、英国、その他ヨーロッパ5カ国を対象とした調査によると、iOSとMac App Storeでダウンロードされるアプリの半数以上がゲームで、1日あたり500万本以上のゲームがダウンロードされています。そのうち460万本はiPhoneまたはiPod Touch向けで、iPad向けは40万本強、Mac向けは1日あたり4万1,000本とごくわずかです。

調査では、ゲーム内でのアプリ内課金がゲームでますます一般的になりつつあり、アプリ内課金による収益も総収益の大きな割合を占めていることも明らかになりました。iOSのトップ300ゲームのうち88%は無料ですが、無料ゲームと有料ゲームを合わせた収益の5分の2はアプリ内課金によるものです。iPhoneとiPod touchでは総収益の40%、iPadでは32%を占めています。これらの高い数字は、Lodsysが最近アプリ内課金を導入する開発者をターゲットにし始めた理由を物語っているのかもしれません。たとえ一部の開発者からでもライセンス料を受け取れれば、Lodsysは間違いなく大きな収益を上げることができるでしょう。

iOSデバイスの普及に関する統計データも公開され、米国、英国、フランス、ドイツなど、調査対象国の一部では、オンライン人口の6%から7%がiPhoneを所有していることが分かりました。また、これらのiPhoneユーザーのうち、50%から75%がゲームをプレイしています。iPadに関しては、米国では1500万人、ヨーロッパでは700万人がiPadで積極的にゲームをプレイしており、これはソニーのPSPのユーザー数を上回っていると報告書は述べています。

[RazorianFly経由]