Gamebra.inの新作パズルゲーム「kubrain」は、テトリスによって遥か昔に人気を博したカラーマッチングパズルというジャンルに、創造性と革新性を発揮する余地がまだあることを証明しています。このジャンルの他の多くのゲームと同様に、「kubrain」では、プレイヤーはフィールド上に降りてくる色のブロックをマッチさせる必要がありますが、そこに驚くべき仕掛けが隠されています。フィールドは3Dの立方体で、プレイヤーはそれを回転させてブロックが落ちてくるスペースを作ることができます。その結果、他のマッチングゲームとはゲームへのアプローチが根本的に変わり、楽しくプレイできる一方で、習得が難しい、やりがいのある斬新なゲーム体験が生まれます。

Gamebra.inは、今年初めにレビューした「hocus, pocus」や「voi」といった、ミニマルで高品質なパズルゲームシリーズで有名です。「kubrain」とGamebra.inの他のゲームは、独特の体験を提供しながらも、紛れもない類似性を持っています。

ブロックは2方向からkubrainのプレイフィールドに転がり込んできます。プレイフィールドは、3つの面からなる3Dキューブの内側の角です。キューブがプレイフィールドに近づいてくると、同じ色のキューブの隣に空きスペースを見つける必要があります。3つ以上マッチさせると、キューブはゲームからクリアされます。プレイフィールドに到達した際にキューブが入るスペースがなくなった場合、ゲームは終了します。

重力も重要な役割を果たします。プレイフィールドを回転させて、キューブが置かれている水平面を垂直面にすると、キューブは新しい水平面へと滑り落ち、配置が変わります。少し頭が混乱するかもしれませんが、それはまさにそこがゲームの趣旨だからです。プレイを始めれば理解しやすい仕組みですが、キューブが画面上を絶えず移動してくるため、習得するのは非常に困難です。

kubrainの面白さは、迫りくるキューブのプレッシャーの中で、常に異なる3D視点を意識する必要がある点にあります。変化する視点と重力の影響により、Gamebra.inはお馴染みのジャンルに新たな息吹を吹き込み、プレイヤーを最高の形で夢中にさせる、新鮮で楽しいゲームを生み出しました。

kubrainはApp Storeで入手できます。