写真を「コラージュ」として共有するというのは、これまであまり考えたことがありませんでした。というのも、iPhoneやiPadで簡単にコラージュが作れると謳っているアプリはどれも、ソーシャル要素が強すぎたり、フィルター重視だったり、デザインが悪かったりするからです。ところが最近、愛犬のコラージュ写真を両親に送りたいと思い、AppleのiOS 7対応アプリ機能のおかげで、App StoreでDiptic PDQというアプリを見つけました。どうやら、PDQ（ユニバーサルアプリ）は、Peak Systemsのより高機能なDipticアプリの「軽量版」のようです。Dipticアプリには、様々な設定、テクスチャ、アプリ内課金が用意されています。私は細い枠線のシンプルなコラージュを作りたかったので、PDQを購入し、ここ1週間使ってみて、良い結果が得られています。

Diptic PDQでは、シンプルな2列や4つの正方形のフレームから、最大5枚の写真を配置できる複雑なグリッドまで、35種類のレイアウトが組み込まれており、コラージュを作成できます。3枚以上の写真を使ったコラージュを作ったことはありませんが、レイアウトの選択肢は便利で、種類も豊富だと思います。アプリはカメラロールビューから始まり、デバイスのライブラリから写真を選択できます。この画面で新しい写真を撮影したり、画面下部のアルバム名をタップしてカメラロールから他のアルバム（購読している共有フォトストリームを含む）に切り替えたりできます。写真を選択するには、写真をタップして「完了」をタップします。

編集画面では、画面下部にコラージュレイアウトが表示され、画面中央には完成したコラージュのライブプレビューが表示されます。タイトルバーはシステムステータスバーとうまく統合されており、写真ピッカーを再度開いたり、コラージュを保存・共有したり、枠線を調整したりするためのボタンがあります。

PDQの好きなところは、分かりやすさと簡単に共有できる点です。上部のシェルフから写真をドラッグ＆ドロップでコラージュの別のセクションに移動でき、2枚の写真の位置を入れ替えようとしていることをアプリが検知すると、2枚の写真を同時にタップして時間を節約できると提案されます。写真をピンチして拡大したり、レイアウトをタップしてプレビューを瞬時に変更したり、1枚の写真をタップしてポップオーバーを開き、写真を回転したり、上下左右に反転したり、明るさ、コントラスト、彩度を調整するためのスライダーも用意されています。フィルター（共有直前に表示されるので無視できます）と同様に、私は写真に手を加えたくないので、写真のスライダーは気にしません。

このアプリの真髄であるボーダーも同様にシンプルです。ポップオーバーから、ボーダーの太さや色を調整したり、内側に丸いボーダーを作成したり、スライダーを使ってボーダーの最終的な見た目を調整したりできます。フレームとボーダーの設定が終わったら、画像を保存すると、PDQはiOS 7ネイティブの共有シートを表示します。このシートには、組み込みのアクションに加えて、画像をInstagramに送信したり、カメラロールに保存したりするためのショートカットも含まれています。ただし、「Open In」機能はサポートされていないため、PDQで新しく作成した画像を他のインストール済みアプリに送信することはできません。

PDQには豊富なテクスチャやカスタムボーダーパックはありませんが、それがPDQの真価だと思います。PDQは、基本的なフレームとボーダーの設定だけで簡単にフォトコラージュを作りたい私のような人のために作られたアプリで、0.99ドルという価格も魅力です。ぜひおすすめします。